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「…はぁ~お茶が美味しい」
霊夢はいつものようにだらけた一日を堪能している。
しいて違いを言うならばその隣には魔理沙ではなく
「まったくですね~。霊夢さんの入れてくれるお茶なら誰よりも早く飲みにきますよ」
文がゆったりとくつろいでいることだろう。
よくくるとはいえ魔理沙も毎日来るわけではない。
「別に入れたくて入れたわけじゃないわよ。…ただ、客人にもお茶を出さない神社と思われたくないだけ」
「…そう言いつつおせんべいまでいつもより多めに準備してくれるところに優しさを感じます」
「……うるさい。それより普段の量をなぜ知ってるのよ」
一人とお客さんがいる時では、霊夢とはいえそれなりに気を利かせていたりする。
「幻想郷の新聞記者は伊達じゃありませんよ」
「ただのストーカーの違いじゃないの?」
「失礼な。たしかに霊夢さんのことは大好きですがストーカーじみたことをするほど堕ちてませんよ! 取材で飛び回っている時に確認してた程度です」
悪かったわねと簡単に謝罪をすると同時に、熱烈に愛を叫ぶ文のセリフに頬を染める。
「否定したい気持ちは分かるけど大好きだ!とか急に立ち上がって言われると驚くわよ」
「あややや。私としたことがつい熱くなってしまいましたね」
「慣れてるからいいのよ。今日は文だけだからたいした騒ぎにもならないしね」
紫だのが追加されたら弾幕ごっこの1つでも始まるところだ。
平穏を楽しむならこれぐらいがいい。
「で、霊夢さん。我々の中で誰を選ぶつもりですか?」
「選ぶって言われてもねえ。う~ん。ま、魔理沙とk……」
「白黒ぉぉぉぉ!」
魔理沙の単語に反応した文は幻想郷最速の速度ですっ飛んで行く。
「ごめん魔理沙。とりあえずこの話題はまだ早いから面倒な相手よろしく」
見えなくなった文を眼で見送りつつ、今日も足置きにされてる天子にもせんべいを食わせてやるのだった。



「て、いうか私の扱いひど!」
「天子だし」
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バーニングアリサをメインにSSを書いて誰よりも熱くなるつもりらしい
細かいことはメインHPまでどうぞ!






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